蹴上駅 (京阪) (Keage Station (Keihan))

蹴上駅(けあげえき)は、かつて京都市東山区蹴上にあった京阪電気鉄道京阪京津線の鉄道駅。
1997年の京都市営地下鉄東西線開業に伴い京津線三条駅 (京都府)~御陵駅間が廃止されたことで、廃駅となった。

概要

三条通(旧国道1号)上の併用軌道に設けられた電停タイプの駅。
乗降用ステップを装備した車両しか客扱いができないため、普通列車のみの停車駅で、急行(1981年廃止)・準急は通過していた。

第二次世界大戦中までは、少し離れた仁王門通上に京都市電蹴上線(1945年2月休止、1965年7月に正式に廃止)の蹴上駅があった。

付近の道路には桜並木が植えられており、京津線では有名な撮影スポットであった。

沿革

1912年(大正元年)8月15日 - 京津電気軌道開業時に開業。

1932年(昭和7年)1月8日 - 駅を移設。

1945年(昭和20年)5月15日 - 戦争の激化により、営業休止。

1945年(昭和20年)10月2日 - 営業を再開。

1997年(平成9年)10月12日 - 廃止。

隣の駅

京阪電気鉄道
京津線
東山三条駅 - (平安神宮前駅 - 岡崎道駅) - 蹴上駅 - 九条山駅

[English Translation]